福祉職は完全に負け組み…?
きょうされんが12月1日に加盟の施設・作業所の内、557箇所で働く職員1265人からのアンケート調査の結果を発表しました。アンケートのテーマは「労働条件」。
自立支援法の施行で施設の収入は大幅に減額になりました。
施設の対策としては主に人件費の削減しかありません。
収入が日割り計算になって、土日に施設を利用できるようにしたり、夏期や年末年始の休業を短くしたりして対応しているようです。
結果として、職員の年間休日日数は減ることになります。
職員一人一人の仕事量と責任は増えるばかりですね。しかも給料は昇給なし、賞与カットで年収は減るばかり、今後も延びる見込みが持てません。
いま、かつてない規模での好景気といわれる中で、企業のなかでも「勝ち組」「負け組み」の格差が生じています。福祉職は完全に負け組みになっていますよね。
不満を持ちながら働いている人は多いようです。でもその不満がどこからくるのか原因の分からない人も多いようです。
福祉という公共のサービスの中で働いているわけですから、職場の中だけ見ててもなにも見えてきません。経済、行政、地域に目を向ける必要があると思います。
ラベル: 福祉
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