京都jiji

京都在住です。障害福祉に関わる仕事をしてきました。 現在はWebクリエイティブの勉強をしています。 京都で障害福祉分野がどれだけWebを活用していけるのかを切り拓いていきたいと考えています。そんな私の周辺の京都の情報、映画、TV、流行、時事そして京都関連の障害福祉のニュースについて掲載していきます。

月曜日, 12月 25, 2006

今日からWebデザインの卒業演習製作に入ります。

私は卒業後、福祉分野にWebの活用を提案していきたいと思っています。現在、日本のインターネットユーザーは人口の7割に届こうとしています。Webサイトは単に情報の発信というだけでなく、企業・団体の顔として重要な役割を果たしています。

公共団体でも既に重要性が認知され、Webサイトに力を入れる動きがなされています。

ところが障害福祉の分野ではどうでしょう?
「Webサイト?なくてもいいんじゃない?」とさほど必要性を感じないことが多いようです。
「あぁ、Webサイト、流行ってるしね、うちも作ったほうがいいかな。」って言うところもありますが、
十分に活用されてないばかりか、数年前に作られたままで更新もされず、放置されているサイトがたくさんあります。
それはなぜかというと、ほとんどが職員、知人によってサイトが作られているからではないでしょうか?誰でも簡単にサイトを作れるソフト(ビルダーとか、ビルダーとか…?)が進化していますから、それでとりあえずサイトはできてしまえば問題ないように思ってしまうんですね。
ですから、Web製作を企業に頼んでお金をかけるなんて「とんでもない」っていう発想になります。
「まあ、仕方ないか」っていう人もいますが、サイト製作の予算を聞くと「2万円ぐらいかな」と言います。
「清水の舞台から飛び降りるつもりで5万が限界やで!5万も出すんやから、立派なん作ってくれんと承知せえへんで!」なんて言いそうです。これではWeb製作の会社は相手にしてくれませんよね。

ネットの世界は日進月歩で進んでいます。ネット世界の常識がどんどん進化していて、Web業界の人たちでもそれに追いつくのに必死で勉強している状況です。
個人が趣味でサイトを作るのはいいのですが、その感覚で企業・団体のWebサイトをつくると、ルールを無視した使いづらいサイトになり、
かえって悪いイメージをユーザーに与えかねません。

福祉団体・施設は公共性を伴っています。自己完結するのではなく、必要な情報を社会に発信するという役割を持っています。

その手段として最も有効な手段の一つであるWebサイトの活用の可能性について考えていきたいと思います。そしてじっくりと時間をかけて提案をして理解を求めていきたいです。

という仕事ができたらいいなあ。