京都ゑびす終わりましたね。
「えべっさん」で親しまれる十日ゑびす大祭が8日~12日で 行われました。
京都のゑびす神社は祇園の近く、四条縄手筋を南に下がったところ(四条通りを境に通りの名が大和大路に変わります。)にあります。
8日は招福祭、9日は宵ゑびす祭、10日は十日ゑびす大祭、11日は残り福祭、12日は撤福際といいます。
8日は祝日だったので結構な人出があったようです。
でも通りに露店が出てお祭らしく賑やかになるのは9,10,11日の3日間です。
私が出かけたのは11日の残り福でした。
えべっさんで有名なお多福飴を買いました。「切っても切ってもおたやん」と言って、棒状の飴のどこを切ってもお多福の顔が出てくるという飴です。(金太郎飴と一緒ですね)
その横にクレープ屋さんがありました。25~30歳位の男性が母親と一緒にクレープを買いに来ていて、
買ったその場でクレープをその場で食べました。1口、2口、3口でパクッと全部食べてしまいました。
と思ったら、もう一度財布から小銭を出してクレープを買いに並びました。そしてまた3口でパクッ!
子どもの頃から、決まって同じ店で同じようにクレープを食べているのだそうです。
毎年その様子を見ている人に聞くと、多いときは5枚を一度に食べていかれるそうです。
この日は3枚食べたあと、綿菓子屋さんに行かれました。
クレープができるのを待っている間も食べている時も、もの凄い笑顔で幸せそうに見えました。
人の幸せっていろいろあるなあと思いました。
おそらくこの方は、知的障害者と言われる方なのだろうと思います。
この方の事は何も知りませんが、付き添っておられるお母さんが年を取って、一人で地域で生活する事になった時、毎年続けてきたこの楽しみは、続けていく事ができるのでしょうか?
幸せの形とか大きさに関係なく、誰もが幸せを妨げられないような社会を本気で考えていきたいと思います。
このクレープ屋さんに芸子さんや舞妓さんもたくさん買いに来られていました。
舞妓さんたちがクレープを並んで買う光景なんてなかなか見ることってないですよね。
えべっさんは西宮や今宮、堀川の方が規模も大きく有名ですが、こんなに芸子さんや舞妓さんをたくさん見かけるのは京都ゑびすの特徴でしょうね。
1月12日(金)京都新聞電子版より
「障害者自立支援法に対応、マニュアル本京都・乙訓医師会が発刊…」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid
=P2007011200145&genre=C4&area=K30
「発達障害児・者への支援考える城陽で講演会…」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid
=P2007011200177&genre=O1&area=K20
1月8日(月)京都新聞電子版より
「(一歩一歩、歩んでいきたい」)南区で障害者成人式…」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid
=P2007010800063&genre=K1&area=K10
ラベル: 街、福祉
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