京都jiji

京都在住です。障害福祉に関わる仕事をしてきました。 現在はWebクリエイティブの勉強をしています。 京都で障害福祉分野がどれだけWebを活用していけるのかを切り拓いていきたいと考えています。そんな私の周辺の京都の情報、映画、TV、流行、時事そして京都関連の障害福祉のニュースについて掲載していきます。

水曜日, 1月 03, 2007

居候の猫2匹

うちには居候の猫が2匹、ちょうど1年くらい前から一緒に暮らしています。
サバ猫の「やえ」とロシアンブルーの「グレ」です。
やえは15歳のメス猫でグレは5歳のメス猫です。
グレはしょっちゅう盛っているのですが、そのたびにやえをオスと間違えて喉を鳴らしています。
間違えられているやえは大迷惑で、近づいてくるグレを逆に鬼の形相で追い掛け回します。
グレはビックリして逃げ回り、大きなドールハウスの中に隠れてしまいます。
やえ、、、年のわりに走りすぎ…。
やえは典型的なマイペースライフで、人に甘えるということはほとんどありません。
いつも、ちょっとの隙間(我家は隙間だらけ)を見つけて、何時間も外の様子を見ています。
最近になって、気まぐれに体を寄せてくるようになってきました。かわいいやつ…。

グレは子どもの頃から、左目が悪く、いつもなみだ目です。
初めに飼われていた家では、ねずみ捕りの為に飼われていたので、餌をろくにもらえないでいました。
その時に栄養失調になったせいで、左目が悪くなったのだそうです。
大人になりきれず、いつも甘えてきます。お腹の上に乗ってくると、決まって前足でモミモミしています。

グレが来る前、我家ではねずみの親子が大きな顔で柱の上や床までも、素知らぬ顔で走り回っていました。何度かネズミ捕りを仕掛けて、やっと1匹捕まえましたが、ねずみの態度は全く変化を見せませんでした。
やえとグレが来たら、猫の匂いでねずみも顔を出さなくなるかな、なんて思っていました。
ある日、ねずみの「チュ-ッ」という声が聞こえると、グレがピンと張り詰めて辺りを見回しました。次の瞬間、バッと走り出したかと思うと、次に姿を現したときには口にねずみを咥えていました。
私の目の前で一旦ねずみを床に放すと、サッと逃げ出したねずみをもう一度追い立てて、今度はネズミの首をキュッと噛んで殺してしまいました。
ねずみが死んだのを確かめると、一仕事終えて満足したかのようにどこかへ行ってしまいました。
その後も時々ねずみが姿を見せることがありましたが、つい最近にグレが2匹目のねずみを殺してからは、我家からねずみの気配が消えました。
子どもの頃に鍛えたハンターの血は凄いですね。やえは目の前をねずみが走っていても知らん顔でしたね。
この間、知り合いから「うちの子がぜんぜん食べないので…」と言って、缶詰の餌をたくさんもらいました。
2匹とも喜んで食べています。

初めは喧嘩ばかりで、どちらか1匹を返さないとダメかなと心配していましたが、なんとか怪我もなくここまでこれました。今日なんか偶然のことですが、お互いの鼻を引っ付けて変な顔をしていました。その様子が見ていて可笑しかったですね。
元の飼い主の家に戻るのがいつになるのかは分かりませんが、それまでは丈夫に機嫌よく我家で過ごしてもらいたいと思います。