かもめ食堂
小林聡美といえば、最近観た映画で良かったのが『かもめ食堂』です。

2006年3月に劇場公開されたのをDVDで観ました。
監督は荻上直子という人で『バーバー吉野』(これは私は観ていませんが)という映画でで2003年にベルリン国際映画際児童映画部門特別賞を受けたそうです。
舞台はフィンランドのヘルシンキという港町でオール海外ロケです。
出演は他に、もたいまさこ、片桐はいり、そしてフィンランドの人々です。
「やっぱり猫がすき」を思い浮かべますよね。片桐はいりも良かったですよ。
女性監督だからでしょうか?フィンランドという遠く離れた町の景色の中で、ある女性たちの普通の、でもちょっと理由ありの日常を淡々と描いています。
大きな事件は起きません。でも随所に小さな喜びと悲しみ、感動がちりばめられています。
この映画の素晴らしいのは映像の美しさ。フィンランドを透き通った色で映しだしています。食堂の中で使われている器具や家具、小物の数々がどれもおしゃれでかわいらしい。
女性ならではの細かな感性で彩られています。
この映画は一度観ただけでは物足りないですね。1年に1回、毎年観かえしたくなるような映画でした。

小林聡美の最近のTVドラマでは『スイカ』、『神はサイコロを振らない』がお勧めですね。
「最重度の障害者・障害児支えよう 。京の医師らNPO法人の認可申請 …」京都新聞電子版1月4日(木)より
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007010400172&genre=O1&area=K10
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