タミフルで異常行動
インフルエンザの特効薬タミフルの副作用が問題にされています。
今日の京都新聞でも「タミフルとの関連、国は否定的 相次ぐ異常行動で…」との記事が載っていました。
タミフルを飲んだ後に、幻覚なのかなんなのか、ベランダの柵を乗り越えて転落してしまうというような異常行動から死亡する事故が相次いでいます。
国はタミフルの異常行動に繋がる副作用を認めてはいませんが、似たようなケースが相次いでいる為、被害者の会もいくつかできて、訴えを起こしています。
じゃあタミフルを飲まなきゃいいのかというと、インフルエンザの中にはタミフルでないと効かないというものがあるそうです。タミフルを飲んでインフルエンザを早く治さないと、高熱で脳に負担が起こり、後遺症を伴う危険があるということなんです。小さな子どもほどその危険の可能性が高くなります。
私の娘もこの間からB型のインフルエンザにかかってしまいました。これにもタミフル以外の薬は効かないということで、しかもタミフルはインフルエンザの発症から48時間以内に飲まないといけないので、診察を受けたその場でタミフルを服用しました。
体重も量って、大人と同じ服用で大丈夫と聞き、カプセル1錠を飲みました。
タミフルの副作用のことは記事で聞いていましたが、あれは小さな子どもの場合と思っていました。
でも最近のニュースでなくなったという子は中学2年生だそうです。
急に怖くなって、娘から目を離さないように気をつけました。
結果的に娘の高熱は5日間続きました(途中、解熱剤で何度も熱を下げましたが)。
熱が下がったところで、今日通院すると、娘の状態の話を聞いた医師が「どうやらタミフルが全く聞いてなかったようです」と言って驚かれていました。
B型のインフルエンザとはっきり診断したもので、タミフルが聞かなかったケースは初めてなのだそうです(その先生が診た限りでは)。何なんですかね?
タミフルの副作用についてはっきりとした発表はされていませんが、もし子どもさんが服用しなければならなくなったとき、まずは子どもさんから目を離さないようにされたほうが良いようです。
2月24日(土)京都新聞電子版より
「障害児の余暇サークル紹介 左京で放課後元気っこフェス…」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid
=P2007022400102&genre=F1&area=K1D
ラベル: 福祉、医療